D.C.って何??誰もがそう思うことでしょう。Washington D.C.の「D.C.」は、「The District of Colimbia」つまり「コロンビア(特別)区」の略です。全米50州のどこにも属さない、連邦政府の立法・行政・司法機関の集まっている特別な地区です。
「ワシントン」は、もちろん建国の父・ジョージ・ワシントンに由来し、「コロンビア」はアメリカ大陸の「発見者」クリストファー・コロンブスにちなみます。二人の人物の名前を冠した、世界でも珍しい都市の名前です。
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ワシントンD.C.はアメリカの東海岸、NYからは南西約360kmに位置します。
日本からの直行便はユナイテッドとANAのコードシェア便が、ダレス国際空港(ダラスではありません)に到着します。「ダイ・ハード2」の舞台にもなりました^^
ダレス国際空港のIATA空港コードはIADです。
→空港・ホテル情報はD.C.への交通&ホテル案内を参照してくださいね。
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アメリカは広い!そして合衆国本土には4つの時間帯があります。日本に近い方(西側)から太平洋標準時(Pacific Standard Time: PST)、山岳部標準時(Mountain Standard Time: MST)、中部標準時(Central Standard Time: CST)、東部時間(Eastern Standard Time: EST)となり、D.C.はNYと共にこの東部標準時にあたります。基本的には時差は14時間ですが、夏時間の場合は13時間になります。
夏時間(Summer Time)は3月の第二日曜日午前2時より11月第一日曜日午前2時までの間です。夏時間に入る日には時計を一時間早まらせ、冬時間に入る日には時計を一時間遅くして寝ましょう。朝起きたらもう「今は昨日までの何時で…」と考えるのは諦め、時計に従いましょう!
↓現在の時間はこちら↓
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輸送法に道路の重要性は何ですか
右の表を見ていただくとわかりますが、アメリカの祝日は日付で決まっているものがほとんどありません。大体が月曜日で、その前の金土日と合わせて休暇をとる人もいます。これらのお休みには、さまざまなセールも行われますので要チェックです。最も力が入るのがハロウィン〜感謝祭〜クリスマス期間で、特に感謝祭の後の金曜日は購買意欲&セールに拍車がかかり、売上が黒字になることから「ブラック・フライデー Black Friday」と呼ばれています。
年中無休の場所でも、元旦、感謝祭、クリスマスの3日はお休みのところがほとんどです。その他はまちまち。戦没者追悼日(メモリアル・デー)から労働者の日(レイバー・デー)までは夏!という期間なので様々な場所の営業時間がのびます。
祝日以外でも日曜日は、色々なタイムテーブルが大幅に変わり、バスの本数など激減しますので、注意が必要です。
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アメリカでは日本と違い、ポンド・ヤード法が使われています。スーパーなどでは大体、グラム表記が併記されていますので安心です。よく使われる1ポンド(1lb)は0.45キロ=450グラムです。そして、アメリカのカップ表示は日本のカップが200mlなのに対して236.58mlですので、ご用心。
また、温度は摂氏(℃)ではなく華氏(°F)であらわされます。華氏→摂氏は摂氏=華氏÷2-15で計算できます(正確には(F-32)÷2+2)。気温32度と言われたら、それは0度ですよ!!油断できません。
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D.C.は税金が高いことでも有名です。セールス・タックス(物品税)は5.75%、ホテルタックスは14.5%、飲食税は10%です。
同じ州でも地域によって異なる場合もあります。ちなみに周辺のメリーランド州(MD)とバージニア州(VA)ではSales Taxは5%ですが、品物の種類によって税率が異なります。食料品・生活必需品にかかる税金はD.C.とMDは基本的に無税(食料品でも物によっては嗜好品扱い)ですが、VAは2.5%かかります。
軍事DX定格は、何
チップは、お店の人がサービスをしてくれる飲食店に行った場合、飲食した総額(税抜き金額)の10-15%(昼)-20%(夜)をプラスします。簡単な計算方法は、D.C.は飲食税が10%なので、それを目安に、昼ならTAX+α、夜はTAX×2をプラスすれば間違いはありません。
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1990年代初頭はアメリカの「殺人の都」(Murder Capital)、「Dangerous City = D.C.」として知られており、大変危険でした。しかし様々な努力の結果、犯罪発生率は2000年までにそれまでの半分に減少しました。とはいえ、現在でも全国平均の2-3倍(殺人は8倍)という犯罪件数の多さは憂慮すべきものです。殺人までいかずとも、強盗・強姦もありますので、夜中の女性の一人歩き、薄暗い路地の通行は絶対に避けましょう。オフィスが多い=夜は人通りが減るということです。
とはいえ、観光客の多いナショナル・モールと呼ばれる地区や、繁華街であるデュポン・サークル、Golden Triangle(Dupont Circle、Foggy Bottom、Farragot North、Farragot Westで作る三角形)などは人通りも多く、昼間〜夕方などは安全です。怖がりすぎることもまた、良くありません。警官もところどころに常駐しています。博物館などには警備員が必ずいます。
また、バスや電車は割と綺麗ですので、心配はさほど必要ありませんが、バスではなるべく運転手の目の届く前方(後方ドアより前)に乗りましょう。後ろの方は、何か起こってもわかりづらいですから。
いずれにせよ、朝は早くから観光するようにして、日が暮れてからはあまり移動しない、というパターンを作った方が良いでしょう。幸い、見て楽しむ建造物が多いので、朝早くから街歩き、というのも楽しいものです。
危険な場所の代表例
D.C.は基本的には議事堂を中心にNorth West、 Nort East、 South West、 South Eastの4地区にわかれており、NWが最も人が多く比較的安全な地域になります。基本的には通りの名前がAに近く番号が下がる(1,2...)ほど治安は良くないとされています。そして、「住み分け」がハッキリしないのが難点ですが、特にここが危ない、といわれているのは以下の通り。
ここで、iは、バルチモア、メリーランドクリスマスボールを購入することができます
★ユニオン駅北東
ユニオン駅を過ぎて北東方面は、ぐっとさみしくなります。建物もぼろっとした感じになっていきますし、人々もあまり良い感じはしません。歩いている人が少なくなるので、とても目立ちます。観光として見るべきものはこちら側にはありませんので、特別な用のない限り行かないほうが良いです。
★中華街 China Town
一般的に「チャイナタウン」は危険、というのが常識かと思いますが、D.C.の中華街はこの地区の再開発が進んだ結果、門だけが立派、というのがもっぱらの評判。街というほどのものが残っていません。とはいえ、観光客の多いナショナル・モールからは離れているうえ、すぐにあまり人の居ないエリアに入りますので、遅い時間にふらふらするのは考えものです。また、H St.以北及び 7th St.以東 、Metro Centerとチャイナタウンの間は夜間は危険です。
★U通り
こちらは若者でにぎわう地区。クラブなどもあるので是非とも夜行きたい場所ですが、こちらでも一人歩きは用心しましょう。夜遅くは特に酔っ払い多数ですので、声を掛けられても乗らないことが大事です。
★Independence Ave. 南側
★L st. 以北
★NE、SEのつく住所の地域
時間帯
比較的治安のよい地区でも、遅い時間帯にはやはり犯罪が起こりやすくなります。近所の大学から送信されてくるCrime-Alertでは、犯罪の起こる時間帯は深夜〜早朝。普通の人はこんな時間に外で何かしていることは少ないと思いますが、十分注意しましょう。
夜のナショナル・モール見学
神殿風の建物の多いD.C.中心部。こちらは夜になるとライトアップされて、とてもきれいです。夜に行っても大丈夫??と思いますが、この辺りは人が居ることが多いうえに、警官も居ます。ですが、ライトアップされているポイント以外に行かないこと、脇道にそれないこと、暗い道は歩かないこと、一人で歩かないこと、観光シーズン以外は避けることなど、多少の注意が必要です。
モール中心にあるSmithonian駅(ブルー、オレンジ)のモール側入口が閉まるのは夜10時です。もう一つの入口はスミソニアンキャッスルの裏手、Independence Ave SW側にありますが、こちらは暗いのでご用心。
ナショナル・モールについては、D.C.街歩き情報「Mall」もご覧ください。
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D.C.の2006年における人口の割合は55.4%がブラック・アメリカン、8.2%がヒスパニック、3.4%がアジア系、34.5%が白人であるとされています。ブラック・アメリカンの割合は減りつつあるとされているものの比較的多く、今までブラック・アメリカンの方々とあまり会ったことないない方は驚かれるかと思います。本当に多いです。しかし、一般的に噂されるようにブラック・アメリカンが多い=犯罪が多いというわけではありません。どの職種にも、どんな所にも、人種に関係なく様々な所で様々な仕事に取り組んでいます。とはいえ、悪い意味や差別的な意味ではなく、ブラック・アメリカンのしゃべる英語は独特で、ややわかりづらいです。また、ヒスパニックとアジア系の人の英語も聞きづらいです。日本人のしゃべる英語はたど たどしいかもしれませんが、彼らのわかりづらさとはまた違う種類のものです。相手の言っていることがさっぱりわからないので聞き返すと「ハァ?」と言われることもありますが、負けずに堂々と主張しましょう…。
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